「私は...。千紘のことを思って
言ってるのに…。」


しょんぼりしたように言うお母さん。


本当は、私がお母さんの


この攻撃に弱いって知ってるくせに...。


そう思いながらも私はお母さんに負けて


仕方なく承諾した。


すると、


「これで安心して行けるわね!」



と、さっきとは打って変わって


楽しそうにしているお母さん。



あーあ、朱音さんまで


巻き込んじゃって...。


はぁ...。学校1のイケメンと同居なんて


大丈夫なんだろうか...。


と、今から色んなことが心配になり


気が重くなる私でした...。