「楓ー!降りてきてー?」

お母さん!どーしたんだろ⁇

『はーい!今いくー!』
バタバタッ

『どーしたの?お母さん』
「あのね…楓には悪いんだけど転校してもらいまぁーす♪」
『……は?』
ちょっと待って!意味わかんないんだけどっっ
いきなり転校って何⁉︎⁉︎⁉︎

「だーかーらー楓には転校してもらうね❤︎」
『いゃだからなんで⁇』
そうだよ!なんで今更?
「あのね…お母さん好きな人がいるのよねウフフ」
『…』
そりゃそーなるでしょ⁉︎
娘を転校させる理由がそれ?!?!

「お母さんと同じ会社の人なんだけど…一緒に住まないか?ってなってね!」
うん…なぜ?why??
「それでね…お母さんとその人はここで住むことにして楓には一人暮らしをさせようかなって思ってるのよ♪♪♪」
はぁーーー?!?!
一人暮らし⁉︎
そりゃ夢にまでみた憧れの一人暮らしだから嬉しいけど…でも…
『お母さんと離れるのはさみしいよ…』
「まぁ❤︎楓ったら❤︎でも社会勉強のために頑張りなさい!」

はぁ…。社会勉強か…。
『わかった。あたし頑張るよ!』
「そうこなくっちゃ!じゃ準備して♪」
お母さん…あたし頑張るよ!
っと前に準備とは⁇
転校とかって一ヶ月先とかじゃないの⁇
『あ!実は明日からその学校に通ってもらうのよ♪言うの忘れてたわっ!』
まじすか……。
good-by my friend………。

お母さん…あなたという人は…うん…
とことん天然ですね……