ピンポーン・・・・・・


するとドアがゆっくりと開いた


上下スエットで髪の毛ボサボサの裕也が


出てきた


『よ,よぉ。何してんだよ』


「話したい事があって・・・・」


『まぁ玄関じゃなんだし部屋あがれよ』


翔は裕也の家に入った


「なんか久しぶりだなぁ。小学生の時は毎日のように来てたもん」


『あぁそうだな。』


階段をあがり裕也の部屋の前にたどり着いた


裕也が扉を開けると


タバコのキツイ臭いがした


「ねぇ煙草吸ってんの?」


『当たり前じゃん』


今までの裕也なら本当に考えられなかった


部屋は散らかっていて床には


洋服や教科書や雑誌などか散乱していた