『なぁ俺ってそんなに頼りないかな…』


何が?


えっ まって……


どう言う状況?


『俺,心の中では裕也と翔は友達だってわかってるんだけどやっぱり心の底ではヤキモチ妬いてたのかな…俺より裕也の方が翔には必要な男なのかなぁ』


翔の右肩にポツリと雫が落ちた


泣いてる・・・・


「唯斗・・・泣いてるの?」


顔を見ようとすると


『ダメ。好きな女の子に泣き顔は見られたくないよ』


するとよりいっそアタシを強く抱きしめた