『じゃ,帰りもよろしくね』


いつも裕也と一緒に帰ってるから


いつもの言葉を言った。


『あっ,オレ今日委員あるから,先に帰って ろ。6時までかかるらしぃから,待って るのは今日はダメ』


いつも委員で遅くなるときはアタシを先に帰す。


『ん。わかったじゃあバイバイ』


なんだか今日はヒマだなぁ・・・・

と思いながら授業を受けた。


帰り道,今日は裕也がいないから久しぶり

に本屋でもよるか。


本屋に行くとアタシの大好きな,文庫本が


たくさんあって,どれを買おうかと悩んで

いると, トントン。

誰がに肩を叩かれた。

『翔ちゃん!元気〜?』


それは紛れも無く唯斗だった


『唯斗くん!何してるの?』


『あっ俺は参考書を買いに来たんだ。裕也は?今日はピン?いつものコンビじゃないじゃん』