部屋に戻って適当な服に着替え、簡単な身支度をして家を出る。もちろん、お母さんが置いてくれていたお金はちゃんと財布にしまった。
エレベーターで一階に降り、エントランスを足早に抜ける。
外の世界はぽかぽかと温かく、これから訪れる夏を予感させた。
「……あ、しまった」
歩き始めて少ししてから、気付く。
そんなに遠くないからといつも歩いている癖で、今日も徒歩で来てしまった。
こんなにお腹空いてるんだから、今日くらいは自転車使えばよかった! ……なんて後悔してももう遅い。
今から家に自転車の鍵を取りに帰って向かうのと、このまま徒歩で行くのとでは、明らかに後者のほうが早いし、賢い。
あぁー、もう。何してんだか、私ってば……。
はは、と苦笑を浮かべつつ、足を前へと進め続ける。
マンションから駅方向に向かって3分も歩けば、目当てのコンビニが見えてきた。
腹減り度合いはこれ以上ないくらいマックスだし、お弁当の他にフライヤーの中のチキンでも買って、食べながら帰ろうかなぁ。
エレベーターで一階に降り、エントランスを足早に抜ける。
外の世界はぽかぽかと温かく、これから訪れる夏を予感させた。
「……あ、しまった」
歩き始めて少ししてから、気付く。
そんなに遠くないからといつも歩いている癖で、今日も徒歩で来てしまった。
こんなにお腹空いてるんだから、今日くらいは自転車使えばよかった! ……なんて後悔してももう遅い。
今から家に自転車の鍵を取りに帰って向かうのと、このまま徒歩で行くのとでは、明らかに後者のほうが早いし、賢い。
あぁー、もう。何してんだか、私ってば……。
はは、と苦笑を浮かべつつ、足を前へと進め続ける。
マンションから駅方向に向かって3分も歩けば、目当てのコンビニが見えてきた。
腹減り度合いはこれ以上ないくらいマックスだし、お弁当の他にフライヤーの中のチキンでも買って、食べながら帰ろうかなぁ。