いつになるかは、ちょっとわかんないけど(笑)


今月下旬に、インターハイの県大会があるんだ。

上位6人が地方大会に進めるので、そこに食い込めるように頑張るね。


またオススメの本を教えてもらえると嬉しいです。

じゃあ、またね】




封を閉じて、クラブバッグの内ポケットに手紙を仕舞う。

そのまま這うようにしてベッドに到達し、白い天井を仰いだ。


今日は朝も早かったし、ヘトヘトになっちゃったなぁ……。

試合が終わってからも何かとバタバタしてたせいで疲労が蓄積された足は、もはや棒のようだ。


「マッサージ、しなきゃ……」


このままだと、浮腫んで明日に差し支えるかもしれない。

起き上がってちゃんと解してあげなきゃ。ちゃんと……。


気持ちとは裏腹に、瞼は閉じ、重い体はベッドのスプリングをどんどん沈ませていく。

1分もしないうちに、私は意識を手放した。




アラームをセットする前に寝てしまったせいで、翌日私が起きたのはお昼の12時を過ぎてからだった。

慌てて飛び起きたものの、今日は部活がオフであることをすぐに思い出して息を吐く。