次の日。

「納得いかない!蓮、簡単に許しすぎ。また繰り返すわよ。というわけで、蓮はしばらく私といるから。あとの二人も反省して。」

カフェで待ち合わせして、集合した瞬間の柚乃のセリフ。

桐がいて、虹と凱と祢音もいる。

「はっ?無理だし。」

桐がすかさず否定する。

「柚乃?オレは?!」

凱が情けない声を出す。

「何?あんたも同罪でしょ。とめなかったんだから。ぶっ飛ばしたいの我慢してんだけど。当然会わないわよ。」

冷ややかな柚乃の声。

「そんなぁ。」

泣きそうになってる凱。

「とりあえず1週間は私の蓮だから。」

「ねぇ、柚乃ちゃん。オレ、関係ないよね?」

虹は笑顔で聞いている。

「そうね。ひとまず、三人で買い物でも行く?」

「そうしよう!オレ好みの洋服、二人ともに見立てて着てもらおう!」

「「加賀見!」」

桐と凱の声が重なる。

『よしっ。じゃあ、いこっか。桐、凱、祢音バイバイ。』

三人で腕を組んで、いざ買い物へ。

後ろで騒いでるヤツらは、とりあえず無視だ。

柚乃の考えたお仕置きとやらに、乗ってみよう。

そして。