もしもこの世界に君がいなかったら
もしもこの世界で君に出会わなかったら
あんなに綺麗な色に出会わなかっただろう






小鳥の泣く声なんて聞こえない。

毎日ふつーの女子中学生です。

今朝も、ベッドから降りて1階のリビングにいく。

まだ、誰も起きてない

「ねむ……。」

ボソッとつぶやく


眠いまま身支度を始めた


もう、1年間着てきた制服はだいぶ慣れた。

そう私、宮園香澄(みやぞのかすみ)は今日で中学2年生になります。

っても、なにも変わらない毎日。

「でも、楽しみだな~、だれと同じクラスだろ」

誰もいないリビングでまたボソッと言った。

「いってきます!」
元気よく家をでた。