『午後から空いてるんだな??じゃあ、うちに来い。』


『はい。わかりました。ってええ?!!!!!!!!!』

い、今なんて?!!!
うちに来い?はいーーー??!!!!!
怒られるのかな、ボコボコにされるのかな。
はぁー、なんだろう。

『いや、あのな うちの親父 会社経営しててさ
そのパーティーがあるらしくて
誰でも好きなやつ連れてきていい。って
言われたらしく、姉貴が男連れてきたいから
俺も誰か女連れてこい。ってさ、、
でも、俺 女と関わりねぇからよ。
丁度いいから、お前来い。』

『はい!!ぜひ!行きたいです!』
理由は何であれ、太陽さんと過ごせるなら!!

お姉さん、ありがとうございます!
神様、ありがとうございます!
世界一幸せな 海美に拍手ー!!!

そんな気分だった。


『あ、そーいや。
お前名前は?』

『へ?あ、はい。橋本海美です。
海に美しいって書いて"みみ"です。』


名前知らない女を家に呼ぶか?!
あ、そっか 人数合わせのようなもんだもんね。
なぜか、胸がキューっと締め付けられた気がした。


『………………いっ……』


へっ?