賢大の事をぐるぐると思い出していた私は
過去の傷は深かったようで
気付くと呼吸が荒くなっていた。

ゼェーゼェー……
ゼェーゼェーゼェー…

『おい!大丈夫か?!』
『え?大丈夫?海美!!』

一番に声をかけてくれたのは、晴翔さんだった。

どんな時でも優しいんだね……

虹恋に背中をさすられ、やっと落ち着いた時に
目の前にココア差し出された。

その手の持ち主を辿って行くと…

































ーーーーー太陽さん?!!!!!