「優璃??大丈夫なの?倒れたって聞いたけど、、。入っていいかしら?」


お母様だ。


「大したことないわよ。大丈夫だけと、どうぞ?」


自分で言うのもなんだが、とても自慢のお母様だ。美人で頭もいい。車校的で素敵な人だ。

少し心配性すぎるところを除けば。



「本当に本当に大丈夫??田中が迎えに行ってくれてよかったわ。なんともないのね??」


「大丈夫よ、お母様。心配なさらないで。」


「ならいいわ。気をつけるのよ?じゃあ私はこれで失礼するわね」


「ありがとう、お母様」