愛希って、本当に意味不明すぎる・・・。

「そーいや、俺もうすぐで誕生日なんだよなー。」

「へぇ。そーなん。」

「・・・いや、そうなん、じゃねーよ！楽しみにしてるからな〜。」

「いや、知らないし！彼女にプレゼントもらえばいいじゃん？
・・・そうだよ！その日までに好きな子に告白してさ、そうすれば祝ってもらえるし。」

「・・・簡単に言うなよ・・・。」

私の名案に、再び顔を赤く染める彼。
その表情に、少し胸が痛む。

「やってみなきゃ分かんないでしょ！何事も！」

そう彼を励ましながら、自分で自分が空しくなった。