『会えただけでも、嬉しかったんだろ?』

『んー。まぁ、ね笑笑』

『おー!素直やな』

もう認めますよ。ここまで来たら、隠そうとしても無駄だしね。それに、愛希にだったらいいかな。

『そういえばさ、』
『もうすぐクリスマスじゃん!』

『ああ。そーいえばそーだな』

『プレゼントちょうだいよ!』

『はぁー?』
『そういうのは、彼氏に買ってもらえ!』

『いないしー笑笑』
『あいきは、好きな子にプレゼント渡すの?』

『渡さねーよ笑笑』

『じゃあ、デートに誘うの?』

てっきり否定してくると思ったら、彼からの返信に、思わず笑ってしまった。

『あー』
『誘いたいなー』

『何それ?笑笑』
『誘えばいいじゃん笑笑』

『でもさ、その子は違う人が好きだからさ、』
『多分、てか絶対、断られるわー』

『えー。そんなの聞いてみなきゃ分かんないじゃん!』

『つきかはどうなん?』
『別に好きでもねー人からデートに誘われたら』

『んー。本気だったらいいけど。』
『とか言ってみる笑笑』

『つきかは、好きな奴をデートに誘うんだもんなー。頑張れよー』

・・・はぁ?