『ほんとに違うし〜!』
『うそだな!ほんとは今日、好きな奴に会えて嬉しかったくせにー』
・・・思いっきり図星だった。
今日の朝、教室に入って来た久しぶり彼の姿を見て、自然と口角が上がってしまった。
ネッグウォーマーを口元まで上げていて、肩からは黒のエナメルを下げている。
いつもの彼だ。
思わずぽうっと見つめていると、彼に気付いたクラスメイトたちが、たちまち彼のそばに近寄っていく。
おはよー!
昨日の、見た?
ねー!予習やってきた?見してー!
そんな声が、教室中を満たしていく。
人気者だなぁ。
昨日のってなんだろ。もしかして、私が昨日観たドラマのこと?
だったらいいなぁ。
なんて思いながら、ひとりにやけていた。
『うそだな!ほんとは今日、好きな奴に会えて嬉しかったくせにー』
・・・思いっきり図星だった。
今日の朝、教室に入って来た久しぶり彼の姿を見て、自然と口角が上がってしまった。
ネッグウォーマーを口元まで上げていて、肩からは黒のエナメルを下げている。
いつもの彼だ。
思わずぽうっと見つめていると、彼に気付いたクラスメイトたちが、たちまち彼のそばに近寄っていく。
おはよー!
昨日の、見た?
ねー!予習やってきた?見してー!
そんな声が、教室中を満たしていく。
人気者だなぁ。
昨日のってなんだろ。もしかして、私が昨日観たドラマのこと?
だったらいいなぁ。
なんて思いながら、ひとりにやけていた。