お昼休みが終わって、午後の授業が始まった。ぼんやりと、先ほどしていたきーちゃんとの会話を思い出してみた。
☆★
「まぁ、相手の名前は、言えると思ったときに言ってよ。それよりさ、さっき、マジで恋に悩む乙女の顔してたよ。何、なんかあったん?」
鋭い意見を飛ばす彼女。
彼女が優しいことは知っている。
彼女の言葉が、思いやりの気持ちで溢れていることも知っている。
でも、まさか、ちょうちょがしゃべったの、なんて言って、信じてもらえるとは思わない。
信じてくれる人は、相当優しいか、相当頭をこじらせているかしかない。
「何で黙ってんのさ〜?まさか、今更恥ずかしいなんて思ってないよね。もう、いっそ言っちゃいなよ。だれが好きなん?」
「ごめんきーちゃん・・・!言いたい気持ちはある。でもごめん。まだ言えない。それでも、ちゃんといつかは言うから。」
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「まぁ、相手の名前は、言えると思ったときに言ってよ。それよりさ、さっき、マジで恋に悩む乙女の顔してたよ。何、なんかあったん?」
鋭い意見を飛ばす彼女。
彼女が優しいことは知っている。
彼女の言葉が、思いやりの気持ちで溢れていることも知っている。
でも、まさか、ちょうちょがしゃべったの、なんて言って、信じてもらえるとは思わない。
信じてくれる人は、相当優しいか、相当頭をこじらせているかしかない。
「何で黙ってんのさ〜?まさか、今更恥ずかしいなんて思ってないよね。もう、いっそ言っちゃいなよ。だれが好きなん?」
「ごめんきーちゃん・・・!言いたい気持ちはある。でもごめん。まだ言えない。それでも、ちゃんといつかは言うから。」