「じゃあね」

「うん!」



学園に着いて利夏くんと別れ、自分の教室に入った。



「おはよ、怜」

「あ、璃莉葉ツインテだ!今日も王子と登校?」

「うん♡可愛いって言ってくれたの♡」

「へぇ、順調じゃん」



怜と少し話したところでホームルームが始まりあたしは自分の席についた。



「璃莉葉ちゃん」



放課後1人の男子があたしの席にやってきた。


えーっと…

名前忘れちゃった。



「なに?」

「最近あれしてなくない?久しぶりに今からどう?」

「あー…」



確かに、言われてみれば利夏くんに夢中でしてなかったかも…



「うん、いいよ!」



放課後は利夏くん他の子と帰っちゃうし、暇だからいっか!



「ん、じゃあいつものとこ行こ?」

「うん!」