[璃莉葉side]
コンコンッ
「りりちゃん、大丈夫?入るわよ」
あたしは布団を頭まで被って泣き腫らした顔を隠す。
「りりちゃん?大丈夫なの?」
「大丈夫…でも今日は休む…」
「…わかった、学園に連絡しておくわね、食欲ある?お粥作ろうか?」
「大丈夫、ママは仕事行って…」
「…わかった、何かあったらすぐ連絡してね」
「うん」
ごめんね、ママ…
ママの心配そうな声に胸が痛む。
でも今日は利夏くんと会いたくない…
しばらくしてママが仕事に行き、家の中が静寂に包まれる。
昨日、早退して家に帰ってからずっと部屋に閉じこもっている。
何も考えたくないのに頭の中にはあの光景ばかり浮かぶ。
寝て忘れようとしても目を瞑るとあの喘ぎ声が聞こえてくるようで一睡もできなかった。
「ふぁ…」
さすがに眠いな…
今なら寝れるかも。
LINEの通知音をどこか遠くで聞きながらあたしは眠りについた。
コンコンッ
「りりちゃん、大丈夫?入るわよ」
あたしは布団を頭まで被って泣き腫らした顔を隠す。
「りりちゃん?大丈夫なの?」
「大丈夫…でも今日は休む…」
「…わかった、学園に連絡しておくわね、食欲ある?お粥作ろうか?」
「大丈夫、ママは仕事行って…」
「…わかった、何かあったらすぐ連絡してね」
「うん」
ごめんね、ママ…
ママの心配そうな声に胸が痛む。
でも今日は利夏くんと会いたくない…
しばらくしてママが仕事に行き、家の中が静寂に包まれる。
昨日、早退して家に帰ってからずっと部屋に閉じこもっている。
何も考えたくないのに頭の中にはあの光景ばかり浮かぶ。
寝て忘れようとしても目を瞑るとあの喘ぎ声が聞こえてくるようで一睡もできなかった。
「ふぁ…」
さすがに眠いな…
今なら寝れるかも。
LINEの通知音をどこか遠くで聞きながらあたしは眠りについた。