[璃莉葉side]
翌日、昨日と同様メイクと髪にかなりの時間をかけたあたし。
家から駅までの道のりを歩いていると利夏くんからLINEが!
『2両目窓側』
と、短いメッセージだったけどそれだけで胸が高鳴った。
もう少しで利夏くんに会える、そう思うと足取りが軽くなる。
「利夏くんっ!」
メッセージの通り、利夏くんは2両目窓側に立っていた。
相変わらずの人の多さだけどそんなの気にならないくらいあたしの気分は上々。
あたしに気づいた利夏くんはイヤホンを外し、まだ眠そうな目をこちらに向ける。
「おはよっ!」
「…はよ」
「眠そうだね」
「んー…うん、さっき起きたばっか」
ぼーっとしながら喋る利夏くん。
可愛い!!!!
電車が動き出し、車内が大きく揺れる。
「きゃっ!」
バランスを崩し、あたしは利夏くんの方へと倒れる。
「ご、ごめ…ッ!」
「こっち」
利夏くんに腕を引っ張られ、あたしは窓側に背中をつける体勢にさせられた。
「こっちのが楽でしょ?」
「う、うん!」
こうゆうとこ!!
さり気なくこうゆうことしてくれるの優しい!
好き!!!!
でもちょっと女の子慣れしてる感じがして複雑…
翌日、昨日と同様メイクと髪にかなりの時間をかけたあたし。
家から駅までの道のりを歩いていると利夏くんからLINEが!
『2両目窓側』
と、短いメッセージだったけどそれだけで胸が高鳴った。
もう少しで利夏くんに会える、そう思うと足取りが軽くなる。
「利夏くんっ!」
メッセージの通り、利夏くんは2両目窓側に立っていた。
相変わらずの人の多さだけどそんなの気にならないくらいあたしの気分は上々。
あたしに気づいた利夏くんはイヤホンを外し、まだ眠そうな目をこちらに向ける。
「おはよっ!」
「…はよ」
「眠そうだね」
「んー…うん、さっき起きたばっか」
ぼーっとしながら喋る利夏くん。
可愛い!!!!
電車が動き出し、車内が大きく揺れる。
「きゃっ!」
バランスを崩し、あたしは利夏くんの方へと倒れる。
「ご、ごめ…ッ!」
「こっち」
利夏くんに腕を引っ張られ、あたしは窓側に背中をつける体勢にさせられた。
「こっちのが楽でしょ?」
「う、うん!」
こうゆうとこ!!
さり気なくこうゆうことしてくれるの優しい!
好き!!!!
でもちょっと女の子慣れしてる感じがして複雑…