翌日、アタシは千里を見て一瞬脳内フリーズ。



先日の千里はどこへやら。


髪は金髪、化粧もガッツリ。


ヤンキーあがりの姉ギャルと化していた。


だけど、日々過ぎていく中で千里が高校デビューなんかじゃないことは分かった。


化粧はいつ見ても完璧。
髪型もいつも綺麗にしていて、少し崩れるとサッと直す手際の良さ。


ファッションだって、センスが良くてカッコ良かった。


当時、ギャルといえば金髪にチェックかジーンズ素材のミニスカにルーズソックスで某ネコキャラのサンダル。


そんな中でも千里はスラッとパンツを着こなし、サンダルも大人って感じで、とても15歳には見えなかった。