先輩の家のすぐ側にあるコンビニに向かう。


コンビニの中に入って、籠を取り他の人用にも少し多めに飲み物を買った。



コンビニから出て、ドアの前にある灰皿のところで一服。



さぁ、これを持って帰るのは大変だ。

何とて全部水分。



そう思ってた時、優斗が来た。


『さすがに女の子一人じゃこの量はキツいっしょ』


袋を見て笑う優斗。


『アイツがさ、寝ぼけながら『あいつ…アホだから絶対大量に買ってくるよ…。迎えに行け…』って最後の言葉を残してまた深い眠りについたから来てみたら…案の定だな』


笑ってタバコに火をつける優斗。




『さっきは気ぃ使わせてゴメン』


優斗がポツリと言った言葉。




「あぁ。まぁ気にしなくていいよ。アタシが突然あんなこと言ったのが悪かった。アタシこそゴメンな」


そう言って優斗を見た。


優斗は空を見上げながら『お前、観察力凄すぎるから』って笑ったけど、悲しそうで。