いつもは眠くて仕方なかった授業も、なんだかがんばれる。



ーーブーブー…ブーブー


シャツのポッケから鳴るバイブに慌てて反応した私は、こっそりと携帯を開いた。



"保健室に来い"

たったそれだけなのにニヤつく顔。



でも、どうやって?
今は授業中だし…あ、そうだ!いい方法思いついた!



私はお腹を抑えて手をあげる。