「奈緒〜聞いたよ〜!おめでとうっ♡」

「真奈ぁ〜会いたかったよ〜」


飛びつく私を抱きしめてくれる真奈。

真奈が親友で良かった。


心からそう思える。



「今度詳しく教えなさいよねっ」


ニヤニヤと私を見るけど、今はそれすらも祝福されてるようで嬉しい。



「おーい、座れよ〜」


チャイムと共に入ってきた担任の山ちゃん。



「塚田、お前何ニヤついてんだ?…大丈夫か?」



ニヤニヤする私に気付いて、茶化してきた山ちゃんは無視。



私今、最高に浮かれてる!