それから2時間、すごく盛り上がって、時刻は20時を回っていた。
カラオケを出た私たちは、当ても無く、駅をブラブラしていた
「これからどうする?」
「後の事は何も決めてなかったな〜。ってか、合コンってより、友達と遊んでたみたいだったな」
そう言い合って、いつの間にか仲良くなっていた6人。
「藍、久々に春ちゃん家行きたーい」
「絶対に嫌」
「ケチ。ねーねー、奈緒ちゃんも行きたいよね?」
「へっ?!わたし?!」
「ほら、行きたいって!ね?いこーよー。駅から近いし!」
行きたいなんて言ってないし!
…でも、藤原先輩の部屋、ちょっと見てみたいかも。
ってコラコラ。やめなさい。
変態みたいじゃん!
自分の中で葛藤を繰り広げている中、話はどんどん進み、結局藤原先輩の家にお邪魔する事になった。