けど悔しいし、

そんな素直じゃないから認めてやんない。






「うわっ………自分で言うってどうなのよ?
それに蓮、モテるなら別に私がドキドキする
必要なんてないじゃない」



「必要あるよ」



「なんで?モテるんでしょ?」






蓮がじっと私を見つめてきて

そこにはさっきまでの拗ねた表情はなくて





気のせいか蓮の頰がほんのりと赤く見えた。