「な、なんだよ。」
「矢川君は優しいなぁ…って思って!」
「別に優しくねぇよ」
そう言って顔を背けてしまった。
いつものように少し頬を赤く染めて…。
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公園にある乗り物に乗ったりしていたら、いつの間にか夕方になっていた。
楽しい時間ほど早くすぎるって言っていたのを聞いたことがあるけどその通りだ。
矢川君は私を家まで送ってくれた。
「矢川君!
今日はありがとう!たのしかった!」
「あ、あぁ、。」
『またね!』といい家に入ろうとする私を呼び止める声が聞こえ矢川君の顔へ目を向けた。
「俺も楽しかった。
それと、今日のそれ、可愛いと思う。
それじゃ、またな。」
そう言い残し矢川君はそそくさと歩いて行ってしまった。
矢川君…反則だよ…。
嬉しい気持ちで私はいっぱいになり、玄関の中に入りますその場に座り込んでしまった。
「嬉しい…」
私はそういい微笑んだ。