「私、恋なんて初めてでどうすればいいのか分からないし。
矢川君はきっと私のこと友達としか見てないし…どうしよう…」

「大丈夫だよ。天。
天は今のままでいればきっと大丈夫だと思うよ。」

智恵…。

「恋するって難しいよね。
天は矢川君と付き合いたい?」

「う、うん。」

その言葉を聞くと智恵は少しふふと笑った。


「天なら大丈夫。
とりあえず、矢川君に電話かけてみたり、メールしてみたりしてみたらどうかな?
アピール頑張って!!

あ、ごめん!敦先輩来たから切るね!」

そういい、智恵は通話を切った。