「ほ、ほら、行くぞ。
早くしろ」
「あ、うん!」
顔を背けて歩き出してしまった矢川君の後を追って私も歩き出した。
「城崎、休み中暇か?」
「え、うん!
暇!すごく暇だよ!」
「すごく暇か。
じゃあ、どこか遊びにでも行くか?
この前交換したから、電話でもメールでも、暇な時してこい。
か…勘違いすんなよ?
すげぇ暇人だろうから俺が構ってやるだけだからな?」
「矢川君ありがとっ!」
そして私の家の前まで着き、矢川君と分かれた。
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