…彰、まさか…絶叫マシーンに乗ってるときに、告白するつもりか?



有り得ない…。



「高田君…?疲れた?」



「あっ…。いや。杏ちゃんは?だいじょうぶ?」



「暑いから、少し…かな。暑さにはテニスで慣れてるんだけどね。」



「待ってる間に、あそこ行かないか?」



「うん。」



近くにあるカフェらしきで、お茶を飲みながら彰たちを待つことにした。



飲み物が来て、一息ついた。



さっきまで、四人でいる時は普通に二人で会話出来ていたのに。



いざ二人きりになると緊張しちまうな…。