八月の下旬。


夏休みが明けても暑さは続いている。


「ねえレイラ見て見てー!!これ超かわいくない?!」


そしてそんな暑さは関係なく、


私、宇野レイラは、


「おー!!見てこの新しいスパイク!これだったら絶対スピードあがる!」


今日もこよなくサッカーを愛しています。


「もー!またサッカー?!あんた顔可愛いくせになんでそんなにサッカー馬鹿なの?!」


「本当、なんでそんなにサッカーに熱中していられるんだか。」


は?!


「何いってんの?!サッカーは本当に素晴らしいスポーツなんぞ!チームメイトと団結して得る絆、ゴールを決めたときの快感!こんなスポーツ他にはない!!」


そう!


サッカー・イズ・ライフ!!


「はぁ~。あんたそんなんじゃいつまでたっても彼氏できないよ。」