「俺は、聞きたいことがあったんだ。逃げんなよ……」





いつの間にか後ろずさりしていたら壁になってきて黒澤君は私の左肩の方に顔をうずめて語りだした





吐息かかってくすぐったい






「……聞きたいこと?」






黒澤君の方に顔を向けると顔を真っ赤にして目が合ってしまったので急いで目を背ける





その瞬間、顔を黒澤君の手でさっきの居場所に戻され結局また目が向かい合う状態になってしまった……




「ふっ、お前も……顔赤いぞ?/////」





え……私も?!!
確かに、暑い





自分の手で触れたところは確かに熱を少し持っていた