次の朝。ついに星峰荘から私達は出る。








「おじゃましました!楽しかった!また来たいな」









「和恋、ありがと〜!遥もまた来てね」








「うん。相談乗ってくれてありがとね!」










相談……?いつの間に。でも、そう言った遥の表情は清々しかった。









「うん!こちらこそだよ!また新学期会おう」








駅に通じる道を歩きながら、星峰荘の方を見ると美優はブンブンと手を振っていた。









その後、遥とも別れて次の夏のイベント夏祭りを楽しみに家に着いたのである。