「それマジすか?!……実は今、美術部は人数危機でして。だから、部活まだ入っていない人いるんならぜひ入ってほしいなと思って。でも、俺人見知りなんで皆さんの前じゃ聞けないもので。あなたから誘ってもらってもいいですかね?」








そして今はお化け屋敷の中。雰囲気が怖くなるようにと音楽がかかってるがお互いに怖いと思ってないようで話に夢中だ。








「なるほどねぇ。まぁ、和恋はお人好しな所もあるから言えばもしかしたら入ってくれるかもね。その前にメールアドレス交換してもいい?和恋が部活入る気になったら伝えるから。何かしら連絡伝えたらこの私のメールアドレス消していいから」









「助かります!ありがとっす。」








話が終わるとその後2人はお化け屋敷を楽しんだという。








そして、お化け屋敷の外でメールアドレスの交換をいきなりしたので遥と佐々木以外のそこにいた皆は「お化け屋敷効果?」と思ったのもあながち間違っていないのかもしれない。









和恋は放心状態になっており小刻みに体が少し震えていた。