「よぉー。久々」








遊園地に着いてから5m先からの声の主に驚いたのは他でもない。だって私服姿の黒澤君と小野寺君がいたのだから。







「え……?え!?!!!」







私の驚いている声を聞きながら小野寺君はきょとんとしていた。







「えーと。もしかして、宮下さん言ってなかったの?」








「うん。てか、そーゆう小野寺君こそ黒澤君に言ってなかったんじゃないの?」








黒澤君も小野寺君の隣で私達を見て驚いている様子だった。








「当たり!まあ、俺と宮下さんとのメールのやり取りで決まったもんだから知らなくてしょーがないよな。今日は一日よろしくな」








てか、小野寺君と美優の気まぐれ性格似すぎ。
その場に居た黒澤、和恋、遥の3人は思ったのであった。