「ぷはぁー!中村遥。生き返りましたぁー」





お水を1杯グビッと飲み干した遥はいつもよりハイテンションな言い方で敬礼をした。








「生き返ったって……。大袈裟なんですけど。まあ、いいや。よしっ!いつも私がやっている分担を2人も一緒に協力してやって頂きます!ほら、見て。計画表も作った」








そう言って美優は私達2人の前に紙を差し出した。そこには、タイムスケジュールになっていて何時に何をやるかや朝昼晩のメニューの足りない具材をどこで買い物するかまで書いてあった。










「すごい……。こんなにやらないといけないのね。えーとっ、分担としては、洗濯を干すのと畳むで一人……と料理は2人(料理は並べる人と作る人で分ける)…あと、家の掃除みんなでか……」








遥は紙をまじまじ見て驚きつつも楽しそう。







実際、お泊まりさせて貰う立場としては手伝ったりすることとか無いと正直思っていたけど美優は一人暮らしだし人数増えると大変なのによく「私の家でいいよ」なんて言ってくれたなぁ。と密かに私は思っていた。