「泣くな。密かに喜ばせたくて
秘密にしていたんだ。不安にさせたのなら
すまなかった」

「もういいです……海人さんの気持ちが
分かったから。嬉しくて……」
自分でも何を言いたいのか分からなくなる。
でも、凄く嬉しい。

すると私を窓際に連れて行くと
総支配人は、上着のポケットから何かを
取り出していた。

私は、その出した物に驚く。

「これは……!?」
総支配人が出した物は、綺麗なダイヤの指輪だった。
すると真剣な表情で

「この部屋は、あくまでもクリスマスプレゼントだ。
だがこれは、違う。俺の気持ちだ。
これからも多忙ですれ違うこともあると思うが
俺は、必ず自分を見つけてくれる若葉が必要だ」

「だから、道に迷わないように
これからも俺の伴侶としてそばにいてほしい。
好きだ。結婚しよう」
私にプロポーズをしてくれた。

こんな嬉しいクリスマスはない。

「はい。よろしくお願いします」
もちろん断る理由もない。
私は、そのプロポーズを受け入れる。

すると私を抱き締めてくれた。
夜景から見えるイルミネーションは、
とても綺麗で、まるで私達を祝ってくれてるようだ。

お互いに見つめ合いkissをした。

素敵なクリスマスをありがとう。
総支配人。


END。