そして、後日。

また、のんがドタバタと足音を響かせてやってくる。


「うん。今度はどうしたの。」


「優虹。こないだの人たち、中3の先輩だったよ!!」


「あー。そんなことね。」


と、答えつつ、少し興味はあった。


「もー。優虹はそーゆー話になるとあんまし乗らんよねー。」


と、のんは頬をふくらます。