「おはよ!」


「ほら、早くチャリ直しといで!授業始まっちゃう!」


「あ、やばっ!!」


そういって、焦って自転車置き場に自転車を置いて走る。

靴箱で靴を履き替えていると、、、


「おいっ!綺音!!」


後ろから大きな声。


「おま、昨日の試合どーだったんだよ。」


「あー。またベンチだったぁー。」


一瞬、えっ。と、のんと顔を見あわせてクスッと2人で笑う。