「あ、ごめん…起こして」


そう謝ったのは、


学年一モテると言われる…


「南くん…?」


わたしはそういうの疎いからあんまり分かんないけど、南くんはすっごくキャーキャーいわれてたから私でも分かる。



クールで、女の子とは一切話さないって言うひと。



そんな人が私に何の用なんだろ。




「ちょっと、いいかな…」




私は、わけも分からず南くんについていった。