Aちゃんと私は、他の女の子達をおいて2人で遊びに行くことがしょっちゅうありました。グループのアイドルだったAちゃんを独り占めしたのが悪かったのでしょうか、ある日突然周りの子達の視線が冷たいものに変わったのです。

Aちゃんに相談しても
『大丈夫だよ!私がいるから。』とだけ
そんな無責任な言葉に私は安心していました。

その日から周りの子達から、3対1で虐めを受けました。ありきたりな。
靴に画鋲を入れたり、次の授業で必要な教科書を盗んだり、Aちゃんとの鍵付きの交換日記を読んだり。
彼女達はバレていないとでも思っていたようですが。
私はそんなことどうでもいいと思っていました。何故ならAちゃんという味方が居たからです、とても強い味方。