私の名前は星空朱美(ほしぞら あけみ)幼なじみの峰岸孝介(みねぎし こうすけ)に片想い中。
ずっと言いたくて、でもずっと言えなかったこと。だけど言わなきゃいけない。今日中に言わなくちゃいけないんだ。

学校では皆孝介に別れの言葉を言っていた。中には泣いてる人もいた。結局私は、学校ではなにも言えなかった。皆の前で言いにくかったのかもしれない。
そして学校からの帰り道。絶対に伝えるんだこれが告白する最後のきかいかもしれないから。
「あーあ、朱美と一緒に帰るのもこれが最後か」
「私は、孝介と離れられてせいせいするけどね。」
嘘。本当はそんなこと全然思ってない。
「朱美酷いなー少しは寂しがってよ」
「ただ幼なじみがいなくなるだけだしなー」
本当はいなくなってほしくない
「何か言いたいことでもあんのか?」
「なっ何で?」
「何か言いたそうな顔してたから。それに、嘘ついてるとき髮いじる癖あるから朱美は。」
今がチャンス。今言わないと本当に告白するきかい逃しちゃう。
「こっ孝介!」
「何だ?」
「私、孝介のことが、孝介のことが…」
言わなきゃ、言わなきゃ!
「孝介のことが好き!」
言えた。やっと言えた。孝介からの返事は…?
「…」
えっ、困ってる?やっぱり迷惑だったかな?
「迷惑だった?」
私がそういうと孝介は慌てて首を横に降った。
「全然迷惑じゃないただ、俺にとってはずっと幼なじみだったからだから…」
早く振ってよばか
「早く振って」
私がそういうと孝介は少し考えて
「ごめん。」
と言った。やっと終わった私の、片想い。
「ありがとう孝介。」
「俺、先に帰るな。じゃあな」
「うん。バイバイ孝介」

長かった。でも、やっと終わらすことができた私の、片想い。失恋という形だったけど。でも、終わらすことができたからありがとう孝介。

次の日皆で孝介の見送りにいった。皆が孝介のそばにいるから私は、近寄れなかった。でも、電車に乗る前に孝介がこっちに来た。
「じゃあな朱美またいつか、な」
「うん。またいつか」
バイバイ孝介。大好きだったよ