この人といるとドキドキする。ほら、今だって。なんでかは、わからないけど。

「怖かったけど、もう大丈夫になった!」

「そっか。よかった。」

そう言って名残惜しそうに離れた。

それから、なんの前触れもなく告げられた。





────気づいちゃダメな気持ちに気づいた