「な……!」
「……さいご」
やっぱ手つなぐだけじゃ物足りない。と思ってしまった。
昔泣いてるのをあやしながら前のカップルがキスしてるのを見て好奇心とかもあってしてしまった。
家に戻ってからそれとなく聞いたけどなんも覚えてない感じだったから、嬉しかったような寂しいようなそんな気持ちだったの覚えてる。
「俺にとってもセカンドだし、」
「え?おにぃが?」
「おぅ、」
「たらしってみぃちゃんに聞いてたから……」
みぃちゃんってクラスメートか?
「わ、私も嬉しい!」
……そんな顔で笑うなよ。ほんとやめらんなくなるよ?
「おにぃをすきになってよかった。恋してよかった。」
「俺も」
「これからは妹としてよろしくね」
忘れられっかなぁこの気持ち。今更やめたいとかゆってくれないかなぁとか思う。
まぁ、割と頑固なやつだし…。
「最後にさ名前呼んでよ。」
「えぇ、恥ずい……/////」
「な?」
「────」