と、そこに立っていたのは…








「堺三月ちゃん?」







私に敵意剥き出しの玲さん。








「うん」




「ちょっと付いてきて」







私は嫌な予感をプンプンと感じながらも玲さんに付いていくことにした。

来たのは屋上。







「私が何を言いたいか分かってるでしょ?」








首を横にブンブン振る私。








「は?まだ分かんないの?」








しょうがないじゃない!
私はバカなの!!

と言いたいのを抑えて








「わからないですけど?」







ちょっと強気にいってみる。
負けてばっかりじゃ私は嫌。








「じゃ、単刀直入に言わせてもらうけど、春也くんと別れて?」