「三月?大丈夫?」



「三月ちゃんそこまでだめだったの?」



「ごめん!ミツ!」








無事?お化け屋敷から出た放心状態の私に話しかける3人。
あのお化け屋敷のお化け達、よく見なかったけど、取り敢えず怖かった~!

ハルに抱えられてからも私は怖くて仕方なくてハルの肩から顔をあげられなかった。







「取り敢えずお昼食べよっか!」



「そうだね」









華桜が言ったその一言に私はやっとのことで声を発した。










「さっすがミツ。食いもんの話には食い付くんだ。」







さっきまで「ごめん」とか言ってたのに調子者め!
こうなったら意地だ!








「まだ怒ってるんだからね!」









そういってフンっとそっぽを向く。