少し前の私なら、

頷くことは無かったとしても
ちょっとだけ光に揺らいでしまってたかもしれない。




だけど今、

こんなにも、


自分の意志がはっきりしているのは、







「___光の気持ちは、よく分かった。


だけどごめん」





こんな時でさえも頭に浮かぶのが彼なのは、





「わたし、」





やっぱりわたしは、






「好きな人がいるから」