───月。 思えば、名前を呼ばれた瞬間から 君じゃないとダメになってたのかも ☾☾☾ 【火門会】 裏社会に売られた少女 深川 月 ーLuna.Fー × 【雷鳴会】 史上最年少 幹部 夜神 旭飛 ーAsahi.Yー ☾☾☾ 「お前の全部、俺に上書きさせろ」 「危険をおかしてでもお前に会いたい俺って 結構重症だったりする？」 この愛に触れたら、最後───。

誰にも言えない想いを 紙飛行機にして飛ばしたら ふわりと吹いた風に乗って、君に届いた “明日も俺と生きてみない？” “愛のある言葉だけに耳を傾けて。 一度傷ついた心は 二度と元には戻らないんだから” “全員、俺がやっつけてあげる。 俺が紗那ちゃんを守る。” ： ♡ ： 君がくれた言葉は いつも泣きたくなるほど優しかった 君の温かい言葉は わたしの壊れた心を救ってくれた 「もし俺に逢いたくなったら、空を見上げて。 そしたらいつでもそこに俺がいるから」 永遠なんてないこの世界で わたしは君と運命のような恋をした

親が多額の借金を残して死んだ 地獄のような日々から 抜け出す方法はただ一つ 「俺がお前の人生もらってやる」 ―御影家の人間と結婚すること― ◇◆◇ 朝見 優生 －ui.asami－ × 御影 ーmikageー ◇◆◇ この結婚に愛なんてあるはずがない なのに 「今すぐ俺に抱かれるか、 俺にキスするかどっちがいい？」 「……どっちも嫌って言ったら？」 「今夜は眠れなくなるだけ」 どこまでも深い闇に染まった瞳が わたしを映して とろけてしまいそうなほど 甘い熱で惑わしてくる : ◆ : 「お前は俺に落ちる運命なんだよ」 今宵、甘い影に誘われて堕ちていく ─2024.05.15 完結─