「 じゃあまた学校で会おうね
私、家に帰る途中だったから 」


私は家がある方向に歩き出した。


「 返しませんよ
1人にはさせません 」


大和くん!?



「 何言ってるの?
悠馬くん達のところに戻ってよ 」


嬉しいのについ反対の言葉を
口にしてしまう。


「 俺の買い物に
付き合ってください 」


まさかのデート?ではないよね。



「 別に…いいよ 」


特にこの後用事もないから。