この高校に来て一番最初に出来た友達が、芦屋優奈。
きっかけはあたしと沙耶が話しかけた事からだった。
他愛の無い会話。
いろんな事で盛り上がり、いつの間にか毎日当たり前の様に連むようになった。
そしてある日、休憩時間に廊下で優奈と話していると彼女が突然、何かを思い出したかの様に聞いてきた。
「そう、そう!!結ちゃん、今好きな人とか居るん!?」
「へ?」
あまりにも突然で思わず変な声が出た。正直、こうゆう話は苦手だ。
「へ?ぢゃなくて居るん?それとももう付き合っとるとか!?」
「ないない!第一あたしそうゆうのあんまってゆうか興味ない」
素っ気なく返すとマヂ?と言いたげな顔でこっちを見る。
「やて、あたし友達とワイワイしとる方が好きやし、付き合うとか色々面倒くさそうやん?」
あたしの言葉に優奈は少し考え、クルッと回れ右をし、窓のサッシに肘を付いた。
「そうかなあ…あたしはやっぱ彼氏ほしいな…」
外の風で髪を靡(なび)かせながら言う。
「優奈は好きな人とか居るん?」
壁にもたれながら首だけを優奈の方に向けた。
「おったらとっくにアピールしとるって」
「それもそうか」
「そうそう!」
その言葉にあたしがブッと吹き出すと優奈もつられて笑い、あたし達はお互い顔を合わせながら笑った。
この時間が一番楽しいかもしれない。
優菜や周りのみんなは、やたら彼氏を欲しがる。
けど、あたしはそんなのどうでもいい話で…
こうやって優菜達といつまでも笑い合っていきたい。
そう…いつまでも…
きっかけはあたしと沙耶が話しかけた事からだった。
他愛の無い会話。
いろんな事で盛り上がり、いつの間にか毎日当たり前の様に連むようになった。
そしてある日、休憩時間に廊下で優奈と話していると彼女が突然、何かを思い出したかの様に聞いてきた。
「そう、そう!!結ちゃん、今好きな人とか居るん!?」
「へ?」
あまりにも突然で思わず変な声が出た。正直、こうゆう話は苦手だ。
「へ?ぢゃなくて居るん?それとももう付き合っとるとか!?」
「ないない!第一あたしそうゆうのあんまってゆうか興味ない」
素っ気なく返すとマヂ?と言いたげな顔でこっちを見る。
「やて、あたし友達とワイワイしとる方が好きやし、付き合うとか色々面倒くさそうやん?」
あたしの言葉に優奈は少し考え、クルッと回れ右をし、窓のサッシに肘を付いた。
「そうかなあ…あたしはやっぱ彼氏ほしいな…」
外の風で髪を靡(なび)かせながら言う。
「優奈は好きな人とか居るん?」
壁にもたれながら首だけを優奈の方に向けた。
「おったらとっくにアピールしとるって」
「それもそうか」
「そうそう!」
その言葉にあたしがブッと吹き出すと優奈もつられて笑い、あたし達はお互い顔を合わせながら笑った。
この時間が一番楽しいかもしれない。
優菜や周りのみんなは、やたら彼氏を欲しがる。
けど、あたしはそんなのどうでもいい話で…
こうやって優菜達といつまでも笑い合っていきたい。
そう…いつまでも…