あたしは、篤の優しさとカレーで涙が出ていた。




「おいっ!瑠衣!!どーした?」




「ごめん。あまりにも美味しくて♪」




「瑠衣・・・・・。」




「ありがとう。」




あたしは、少しだけど篤の香水の匂いが嫌いじゃなくなった。




「ごちそうさまでした。」




「よかったぁ。喜んでくれて♪」





その後あたし達はいつものようにベットに行った。




今日のは、なぜかいつもより気持ちよかった。





朝起きたら、篤が隣にいなかった。





リビングを見たら篤がキッチンにいた。





あたしは、気が付いてしまった。




自意識過剰かもしれないけど、確実に篤はあたしを愛し始めていた。



前と違った優しいメール。



初めてだった。篤の家にきてすぐにヤらなかったのは。




朝ご飯なんか、作ってくれなかった。